プラスティック ── 井上夢人

小説現代 1994年8月号

 発行されたばかりの『プラスティック』の告知を小説現代のグラビアページで取り上げてもらいました。ただ『プラスティック』は講談社ではなく双葉社から出た本です。こういうところ、出版界(文芸界?)はとても鷹揚だと思います。自社で出した本かどうかに関わりなく、PRを打ってくれる。実に素敵ですよね。
 ただ、ここで撮られた写真、いささか遊びすぎです。僕はアルコールがダメで、一滴も飲めません。写真には「一仕事したあとのビールの味は格別なのだ。ムフフフ」などとコメントが添えられているのですが、楽しんでいるのは内輪だけですね、こういうのは。