註4……山口雅也の『13人目の名探偵』(1987年)も岡嶋作品とは異なるかたちでこの形式を巧みに消化した作品である。こちらもまた強烈なサプライズを備えた一冊であった。なお、こちらはその後小説に仕立て直され、『13人目の探偵士』として1993年に刊行されている。